テキストエディタを開いて、シナリオや小説を書いているだけだと資料や情報を整理しきれないことってありませんか?
この「Nola」は、小説の執筆だけではなくキャラクターの相関図やプロットもツール上に集約できる機能があり、書き手にとってありがたい補助ツールです。
そこで今回はこの「Nola」の特徴について紹介していきたいと思います。
Nolaとは
株式会社indentが提供する執筆ツールです。
PCとスマホ版の両方が存在しておりデータを同期させながら執筆することができます。
無料で利用することができますが、有料(月額980円)でより多才な機能を解放することができます。
無料版でできること
プロットの作成
起承転結ベースでプロットを書くことができます。
また付箋をドラッグ&ドロップで移動させることも可能です。
csv形式で出力することもでき、手元に残しておきたい場合などにも対応できます。
有料版では、プロットの構成を「序破急モード」「カスタム」と選択ができ、より自由にプロットを作成することができます。
執筆
横書きで文章を書くことができます。
文字数をカウントする機能や章で分けての文章の保存が可能です。
有料版では、縦書きでの文章執筆が可能になります。
登場人物の登録
1キャラごとに登場人物の設定を記載することができます。
有料版では好きな項目を作成し管理できるようになります。
世界観の登録
1つの作品につき、大枠として1つ世界観に関する設定をまとめることができます。
相関関係の作成
登録した登場人物を元に相関関係を作成することができます。
自由に関係性を創造することができます。
Nolaノベルについて
Nolaで書いた作品を投稿できるNolaノベルというサイトができました。
こちらですね。まだ始まったばかりのサービスですのでα版のようです。
このサイト出身の出版物ができたりと流行っていってもらいたいです。
利用してみた感想
実はこのNolaを利用して私はいくつか作品を作成しています。
ノベルゲームコレクションで公開している『スクールシャーク』もNolaを利用していまして、世界観の構築、登場人物の設定等を管理していました。
非常に使いやすく、私は無料版での利用ですが十分なほど機能は備わっていると思います。