小説やゲームのシナリオを企画するとき、どのようにみなさんは考えていらっしゃいますか?
私はマンダラートと呼ばれる発想法を用いて、企画出しをすることがあります。
今回は、マンダラートのiPhoneアプリ「MandalArt」について紹介したいと思います。
マンダラートとは
1987年に今泉浩晃氏によって考案された発想法です。
メジャーリーガーの大谷翔平選手も高校時代に目標を立てるために活用していたようで、一時期取り上げられていたことがありました。
マンダラートの使い方
まずは3×3のマスを書き、中央のマスに連想したいテーマ(言葉)を書きます。
そのテーマを元に、周りのマス(8マス)に連想できるワードを記載していきます。
この時、連想するワードは抽象的で構いません。とにかく自分の頭に浮かぶものを次々に書いていくことがポイントです。
次に周りのマスに記載したワードの中から1つを選び、3×3のマスの中心に書きます。そして、再び連想するワードを周りのマスに書いていくのです。
これを繰り返すことで、思考を深めていき新しいアイデアを発掘していくという手法です。
MandalArtを使ってみた
iOSで配信されており買い切り型(¥980)のアプリとなっております。
さて、例で少しやってみましょう。
例えば、「結婚」をメインテーマにおいてマンダラートしてみたいと思います。
各マスをダブルタップするとマスの編集ができます。
ちなみに文字だけではなく、画像をマス内に挿入することも可能です。
更に下の画像のように連想ワードを中心に据えて、マンダラートを続けていくことができます。
マスの位置もタップ長押しで自在に動かすことができ、感覚で操作方法が分かります。
使いやすく、企画出し用のツールとしては優秀です。
さいごに
マンダラート、「MandalArt」の紹介記事でした。
このマンダラートはシナリオの他にもビジネスワークや思考の整理などにも十分に活かすことができます。
是非とも活用してみてはいかがでしょうか。